nagai_mieko

 一番好きなジャズピアニストは誰?と聞かれたら、間違いなく
 キース ジャレット
 と答えます。

 でも、まだジャズピアノとそれ程向き合っていなかった頃、CDから聞こえるキースは、ピアノの音色は美しいのですが、「アー」とか「ウー」などのうめき声が耳について正直言って苦手でした。今で言う{きも~(><;)}みたいな感じだったのかな?

 それが初めてキースのスタンダーズトリオをフェスティバルホールで生で聴いて、全てがひっくり返ったのです。

 キースの声や身振り等、全て含めてキースの音楽なんです。それはもう音の洪水が全身からあふれだすような・・・!!!

それ以来CDのキースの声も音楽に聞こえるようになりました。ただ、車でキースを流していたら幼少の頃の娘が「ママー、怖いー。。。」って言っていたような記憶が(~~;)

 先日ある方から、長井さんもうなり声だすの?って質問されました。

・・・・どうしよう・・・本当のこと言わないとダメですね。実は私もうなってること多いらしいですよ。自分では意識していないのですが(もちろん気がつく時もあります)

 ただ、振り返って考えてみると、その曲に集中しようと思ってフレーズを心で歌っているのが無意識に声に出てしまうのだと思います。私のよく共演するベーシストも歌っています。そのフレーズの深さが伝わってきて、ものすごい緊張感がありますよ!

 声といえば、よくライブで共演者同士が「イェ~!」とか言ってますよね。
あれって、昔、私は凄くあこがれていたんですよ。メチャクチャかっこいいソロやフレーズを弾いたときに周りから言ってもらえたら、私って良い仕事してるやん!って嬉しくなれそうで。

ところが、そのかけ声は良いプレイに対する時だけでも無いって事わかったんです。ある時、力みすぎてかっこよくキメてやろうと思ったフレーズが、滑って転けてしまった時、憧れのドラマーA氏から「イェ~!」って渋い声がかかりました。それって「頑張れよ!」って意味だったんだと思う。ぱっと顔を上げたらニコッと笑って、軽くドラムフィルを入れてくれました。

とっても励まされたシーンでした!

 他にも、演奏途中にお店のトラブルでドサドサと何かが落ちる物音が・・・・
するとドラムのM氏が「オー、イェー!」と言いながらオチャメにドラムたたいてたり。

 ライブって、いろんなハプニングも含めて一度しかない生物だと思います。

 ミュージシャン同士がよく顔を見合わせてニヤニヤ笑ったりしているでしょう?
それって実は大爆笑ネタだったりするんですよ。

 今度皆さんがライブにいらした時は、耳も目も存分に使って楽しんでくださいね!
                     長井美恵子

プロフィール

「トリビュート・ザ・デューク」
西宮市立西宮浜中学校マリナシティ・ジュニア・ジャズ・オーケストラ
Student Jazz Festival 2009.8.9 at Kobe Harbor-land

Mornin’

2009.08.10

モーニン
高槻市立柳川中学校
The Sunnyside Jazz orchestra
2009.8.9 Student Jazz Festival at Kobe Harbor-land

Moonlight Serenade
西宮市立西宮浜中学校
マリナシティ・ジュニア・ジャズ・オーケストラ

Student Jazz Festival
2009.8.9 at Kobe Harbor-land

Sing Sing Sing

2009.08.10

高槻市立柳川中学校
The Sunnyside Jazz Orcestra

2009.8.9 Student Jazz Festival at Kobe Harbor-land

フラワーロードの活性化を図るジャズライブ「第1回フラワーロードにぎわいフェスタ」が、

8月22日(土) 13:00~17:30 新神戸オリエンタル劇場で開かれます。

主催は、 フラワーロード沿道まちづくり協議会で参加無料です。

ライブは、「懐かしのオールドジャズ・ナンバーズ」「フラワーロード」「みんなで楽しむジャズフォーキッズ」「賑わいフェスタ」の4部からなっています。

問い合わせ先:
クラウンプラザ神戸 イベント事務局 島 誠一
TEL:078-291-1155

nigiwaichirashi

e6a285e794b0e69c9be5ae9f
こんにちは♪

最近、色んなお店でジャズが流れていることが多くなりましたね。

先日もお食事をしていたら、『おっ、ピーターソンだ^^』と喜んでいましたら、次の曲もピーターソンの演奏。そしてその次も!
恐らくお店の方がピーターソンがお好きなのだと思いますが、こういう遭遇は嬉しいですね。ますます食欲が増しました(^^)v♪

やっぱり知っている曲が聞こえてくると嬉しいですよね、好きか嫌いかは別にしても。ライブでも、『あ、きいたことある!』ってだけで嬉しいですし。
何気なく流れているお店のBGMで会話も弾むし♪
恋人同士なんて言葉は要らないのでは!?イイな~^^

やっぱり音楽ってイイと、改めて感じる今日この頃です。

気分によって聴く曲を変えてみるものオモシロイですね。

◆勢いつけてやってしまいたいとき
大昔、たまたま耳にしたビリージョエルのイージーマネーという歌で気分爽快になり、やさぐれていた気持ちがピシっとした記憶があります。

◆心底癒されたいとき
感情が疲れているときは、フィリッパジョルダーノの歌で精神統一をしています。オペラアリアを現代風にアレンジしてクラシック発声にとらわれず自由に歌っているものです。

◆さわやかに一日をスタートしたいとき
映画のサントラの中でもよいものがあればそれだけを聴くこともあります。
例えば、『LIFE IS BEAUTIFUL』という映画の“ボンジョルノお姫さま”という曲や“ライフイズビューティフル”
これは一日を前向きに過ごそうという気にさせてくれます。
ただ、映画の内容は戦争が色濃く絡んで決してハッピーではありませんが、そんな中での一つの家族の愛に気持ちが豊かになれるような気がします。

◆すこし精神を研ぎ澄ましてみたいとき
自分のルーツや人生や少し何かを考えたいときなどには、これも映画ですが、
『ラストエンペラー』のサントラをかけています。
坂本龍一さん作曲の音楽が時代のロマンを感じさせてくれます。

自分の感情に耳を傾けてみる、簡単なようでけっこう難しい。
日々、発見です。

色んなことからインスピレーションを受けたいと思っているので、あえてジャズ以外のものに触れることによって、自由な発想ができるような気がしています。

と言いつつ、その前にやらねばならぬことは色々あるのですが^^;
いそがばまわれ、で行きたいと思います。

まだまだ暑く、外と室内での温度差に体調崩しやすいこの季節、
暴飲暴食はさけて、皆さん、ご自愛くださいませね。

撮影 甚田高穂

撮影 甚田高穂

 ここのところ、寝不足が続いている。アメリカの連続テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』にすっかりはまり、夜な夜なテレビの前に座って過ごしているからだ。1998年から2004年にかけて、ケーブルテレビHBOで放送されたもので、映画にもなっているから、既にごらんになった方も多いだろう。けれども、私は何につけ行動がのろいため、今頃になってレンタルを開始し、まだシーズン4の途中を楽しんでいる最中で、映画は観ていない。

 この作品は、ニューヨーク在住のライターであるキャンディス・ブシュネルが週刊誌に連載していたコラム『セックスとニューヨーク』が原作である。三十代半ばの独身女性四人が、ニューヨークという魔都をたくましく生き抜き、恋や仕事に傷つきながらも、幸福を追い求める姿が生き生きと描かれている。

 ファッションも素敵だし、ニューヨークという都市もエキサイティング。主人公達の悩みも、同感できることが多くて、ふむふむとうなづくことばかりだ。特に主人公のキャリーには、感情移入してしまうところが多い。私も一応は原稿を書いて暮らしているから、ライターであるキャリーが、眉を寄せながら「今日は締め切りだから」などと言いながら、それから逃げるべく買い物に行ったりするシーンを見ると、「うーん、よくわかる。いいよ、いいよ、行っておいで、キャリー」と、励ましたくなる。

 ただ、一つだけ「?」と、思った部分がある。それはキャリーがジャズマンと恋愛しながら、ジャズを好きになれずに、悩むシーンだ。ジャズマンの方では彼女に夢中で、ベースに見立てて、キャリーを抱き寄せた、あちこちをつま弾いたりする。もちろん、BGMはジャズのレコードがかけてある。うっとりしつつも、彼女は彼に言う。「レコードを消して、あなたと話をしたいの」

 もちろん、人は好きずき。世界中の誰もがジャズに夢中になれるわけではない。しかし、それにしても、ジャズに対するキャリーの感想はよくわからない。ジャズが流れていると、人は話もできないというのだろうか。

 何よりわからないのは、「ジャズにはメロディがない」。彼女がそう言って、嘆くことだ。

 そのシーンを見たときは、「えっ、そうなの?ジャズにはメロディがないの?」と、一人で、テレビにいるキャリーに質問してしまった。

 あまりにも驚愕した私は、周囲のジャズファンやジャズマンに、質問しないではいられなかった。「ねえ、ジャズにはメロディがないの?じゃあ、私が聞いてるのは何なの?」と。

 すると、皆、私以上に驚愕し、「ありますよ、メロディ。どうしてそんなこと聞くの?」と、答えるのだ。

 どうしてって言われても、キャリーがそう言ってたとも答えられず、私は棒立ちになるしかなかった。

 実は昨日もジャズのライブに行ったので、ステージが終わったばかりの美人のボーカルとハンサムなピアニストをつかまえて、同じ質問をしてしまった。今思えば失礼な話だが、二人は怒りもせずに、にっこり笑いながら、しかし、きっぱりと「ありますよ、メロディ」と、答えてくれるではないか。

 そのお二人の顔を見ながら、私は、今、聞いたばかりの演奏を心の中でもう一度、鳴らしてみた。すると、やはり、心地よいメロディが響いてくる。

 「やっぱりあるのよね、メロディが」と、胸をなで下ろしていると、ボーカルの美女は牡丹のような笑顔を崩さないまま、こう言い放った。「三浦さん、ジャズのセッションって、セックスに似てるんです。駆け引きとか、ふれあいとか、すべての面で、セックスに似てます。もちろん、彼と関係があるわけではないんです。尊敬する先生ですから。でも、ステージの上では、そうとしかいいようがない」。

 へえええええええ!!

 私は新たに驚愕し、感動し、ジャズの深さを知った気がした。

 その夜、私は珍しくレンタルしてあるDVD「セックス・アンド・ザ・シティ」を見ないで、眠った。「セックス・アンド・ザ・ステージ」の余韻に浸っていようと思ったからだ。。

 ジャズにメロディがあってもなくても、この際、もうどうでもいい。ライブで得た酔いさえあれば、他に何が必要だというのか。

撮影 甚田高穂

撮影 甚田高穂