ikutasachiko

生田 幸子

piano

birthday:12月25日

birthplace:大阪

history:

4歳よりエレクトーンを、10歳からピアノとドラムを始める。

ヤマハ主催のJOC(ジュニア・オリジナル・コンサート)に15歳まで毎年出演し合歓の郷にて世界各国の子供達と共演し’81,’82年のアンサンブル大会では2年連続グランプリを受賞。

16歳で武道館に於ける第17回世界歌謡祭にはパーカッショニストとしてゲスト出演。

‘93年には堺青年会議所主催の環境キャンペーンのテーマソングをアレンジ・レコーディングに参加。

大学時代にジャズと巡り合い、高橋俊男氏に師事。それ以後、京阪神を中心にコンサート・ライブ活動を展開。

近年における活動は目覚しく、エディー・ヘンダーソン、オテロ・モリノ、日野皓正・土岐英史・峰厚介・川嶋哲郎・多田誠司・TOKU・大坂昌彦・原大力・江藤良人・井上陽介ら世界及び日本を代表するジャズ・ミュージシャンと数多くのセッションを重ね、2001年6月ドイツ統一を祝うフェスティバルにトランペットの嶋本高之氏と参加。

2002年4月越智順子と共にNHKFMセッション505に出演及びツアーにも参加。

2002年10月には初リーダーアルバム「MyLanguage」をリリース。

2008年「第1回なにわジャズ大賞」受賞。

現在はジャズに留まらず、ラテン・フージョン・ボサノヴァ・現代音楽等幅広いジャンルにおいて活動中。

cd:
「MyLanguage」生田幸子トリオ:生田幸子(P)・三原脩(B)・大阪昌彦(Dr)

「うさぎのラビット」中村尚美トリオ:中村尚美(B)・塩入基弘(Dr)

「LifeInPerspective」PacificBridge:ヒロ野口(Tp)・武井努(Ts)・西川サトシ(B)・竹田達彦(Dr)

「FirstContact」内藤大輔カルテット:内藤大輔(Ts)・時安吉宏(B)・清水勇博(Dr)
「しゃぼん玉」trioDing:李浩麗(Vo)・池田安友子(Perc)

blog:http://blogs.yahoo.co.jp/sachiko3ikuta

ジャズって包容力がある音楽ですよね。サンバを取り込んでボサノバ、シャンソンだって、ロシア民謡だってジャズにしてしまいます。

日本の歌だってジャズになってしまいます。というのがご紹介するアルバム。「ゴンドラの唄」から始まって「椰子の実」「みかんの花咲く丘」「胸の振り子」など誰もが昔懐かしい唄をピアノの生田幸子さんがフォービートやエイトビート、ワルツなど変幻自在にアレンジして聴かせてくれます。パーカッションの池田安友子さんとのしびれるような演奏で、そして李浩麗さんが丁寧に歌詞を唄ってくれます。生田さんのアレンジでどの曲もなかなかに聴かせてくれるんですが、特にエイトビートに乗せた「春の小川」、ゆったりとした出だしから三人で徐々に盛り上げてくれる「しゃぼん玉」なんか大ネタなんですが、まったくの個人的な趣味で言うと、ライブステージでも演奏してくれる「証城寺の狸囃子」が大好きです。とはいえ、全体的にバランスが取れていて、アルバムとしてもよくできています。

それにしても、細い体の生田幸子さんの力強いタッチはどこから来るんでしょうかね、女性三人がこんなに意欲的なアルバムを作るパワーの源は何なんでしょうかね。

shabondama

trio Ding
ヴォーカル   李浩麗
ピアノと編曲  生田幸子 
パーカッション 池田安友子
定価 2,500円
お問い合わせ:オフィス華音 078-230-0400
               
生田さんのブログはhttp://blogs.yahoo.co.jp/sachiko3ikuta

(ジャズの街~神戸  安田英俊)

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 今年が13年目となる「MOSAIC JAZZ FESTIVAL」は、アマチュアジャズバンドの皆さんの、日頃の練習の成果を発表していただく大舞台です。

題して「よって たかって ワイワイ、セッション」です。

5月5日(水)のこどもの日に神戸ハーバーランドのモザイク2階の海の広場です。

参加を希望される方は、参加申込書に必要事項を記入の上、事務局まで送ってください。

申し込みは、100名で締切りです。

申込書は、主要ジャズクラブに置いております。
お問い合わせは、078-242-5437 事務局まで。

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・武庫之荘のジャズライブレストラン「blanc+plus」でのディナー&ライブのお知らせです。

ピアノとベース、ピアノとアルトサックスをバックとしたヴォーカルとコース料理をお楽しみください。

2月11日(木)  18:00 オープン  19:00~ ライブステージ
ピアノは、赤松真理、ベースは香山正人、ヴォーカルは荒畑佐千子です。

3月21日(日)  18:00 オープン  19:00~ ライブステージ
ピアノは梅田望実、アルトサックスは河田健、ヴォーカルは正木麻衣子です。

料理のメインは、特選黒和牛のステーキ、料金はお一人 8,000円(ライブチャージ、消費税、サービス料を含んでいます)

予約は、お店まで。電話:06-6435-1390

http://www.blancplus.com/

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サテンドール神戸での女性ヴォーカルユニット「The HARMIS」のランチタームライブのお知らせです

女性3人によるヴォーカルユニット「The HARMIS」によるジャズ独特のオープンハーモニーが楽しめます。

当日は、ポップスや日本の唄をジャズ風に聴かせてくれるそうです。

2月14日(日)  12:30 オープン  13:00~ ライブステージ
なお、食事はビュッフェスタイルで料金はミュージックチャージを含んで4,800円です。

メンバーは、伊藤アイコ、南ルミコ、西脇千花にピアノが」長井美恵子、キーボードが高瀬芙紀子、ベースが西垣昌也、ドラムが光田じん
です。
予約は、お店まで。電話:078-242-0100

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毎月、音楽雑誌に音楽についての文章を執筆している。

CDの時代になって、過去のLPの名盤が次々とCD化され、それが一段落すると今度はそれがより良い音の最新デジタルリマスター盤、リミックス盤、LP時代のジャケットを忠実に再現した紙ジャケット仕様などの形でリリースされるようになった。未発表音源の発掘も結構ある。ジャズに限らず、ロック、ポップス、歌謡曲にまでそれは及び、今、CDショップへ行くと最新ヒットアルバムと過去の名盤が仲良く並んでいる。これは音楽好きにとって、かなり幸せな環境だと思う。時代を越えて様々な音楽がいい音でより取り見取りに聴けるのだから。

僕が書くのは、そんなリイッシューCDの解説、レヴューが多い。過去の名盤が再発された時にその良さ、意義、データなどを提示して、その時代を良く知っている人にも、まったく知らない若い人にもそのCDの魅力を知ってもらう。

ジャンルはロック、ポップス、ジャズと広範囲に及ぶが、最近、僕のところへ来る仕事で結構多いのが、歌謡曲のリミックス、リマスター盤だ。

山口百恵、桜田淳子、河合奈保子、石野真子ら、僕がリアルタイムで体感してきた70年代のアイドルのほか、岡晴夫や霧島昇、青木光一、岡本敦郎、といった戦後の日本の歌謡界に燦然と輝く大御所の音源についても書かせて戴く機会があって、その豊潤な音楽世界に改めて感嘆したりすることもしばしば。昔の日本の音楽はみんな演歌だったなどという誤ったイメージが流布しているが、それは間違い、戦後まもなくからしばらくの間に流行した日本の歌はジャズの影響も濃厚な、豊潤なメロディ、アレンジのものが多々あるのだ。

昨年うれしかった仕事のひとつに美空ひばりがジャズを歌ったLPのデジタル・リマスタリング、紙ジャケCDのレヴューがあった。すべて1960年代にLPレコードとしてリリースされていたもののCD化だ。

まず61年に、25センチLPとしてリリースされた『ひばりとシャープ~虹の彼方』(コロムビアCOCP35119)。タイトルにあるように、原信夫とシャープス・アンド・フラッツをバックにレコーディングされたもの。ジャズというより、ひばり自身が当時流行のポピュラー・ソングの中から好きだった曲を歌っている。当時はポピュラー・ソング全般をジャズと称することがあった。

64年の『ひばり世界を歌う』(コロムビアCOCP35120)では、世界中の民謡をジャズっぽいアレンジの演奏をバックに歌っている。

そして、僕が一番感動したのが65年リリースの『ひばりジャズを歌う~ナット・キング・コールをしのんで』(コロムビアCOCP35118)。同年2月に亡くなったナット・キング・コールをしのんで、彼がレパートリーにしていたジャズの名曲をひばり歌ったものだ。現在、ジャズのスタンダードナンバーとして歌われる馴染みの曲ばかりが収録されているので、彼女の歌の巧さ、リズム感の良さがジャズにおいても傑出していることがすぐわかる。半数の楽曲を英語で歌っているがその発音の美しさにも驚嘆する。原信夫とシャープス・アンド・フラッツの演奏も素晴らしい。

行きつけの店にこのCDを持って行ってかけてもらい、「これ、誰かわかりますか?」と言うと、50代以上の人はしばらく聴いてから「ひばりや」と言い当てる。若い人に「美空ひばり」だと言うと大抵腰をぬかしてびっくりする。

歌謡曲、演歌の女王というイメージがある美空ひばりだが、実はそんな枠に収まりきらないスケールの大きな歌手だったというのが、これらのCDを聴くとよくわかる。

先日、嵐山にある美空ひばり座を訪れた。かつてフォークの神様と呼ばれた岡林信康、彼が75年にたまたま書いた演歌をひばりが気に入り、レコーディングした。意気投合した二人の交友はひばりが死ぬまで続いた。ひばりの死後20年がたち、岡林はかつてひばりに提供した曲を含むひばりのレパートリーのカヴァー・アルバムをリリースした。ひばりが岡林に遺した詩を彼が35年目にしてようやく形にしたものも収録されている。そのコンベンションがひばり座で行われたのだ。

今回のアルバムでは、ひばりの曲が様々なアレンジで演奏されている。岡林も「歌謡曲の、演歌の女王」とひばりが称されることに強い違和感を感じていたという。

中でも「悲しき口笛」は完全にジャズの曲として演奏され、歌われており、そこでピアノを弾いているのは山下洋輔だ。

こういう演奏を聴くと、音楽におけるジャンル分けというのはあまり意味がないのかなあという気分になる。しかし、ジャズという確固たるスタイルで演奏してきた原信夫とシャープス&フラッツや、山下洋輔がひばりというスケールの大きな歌手のヴォーカルや、遺したレパートリーを美しく彩って、聴き手に伝えるという役割を担っているのを目の当たりにしながら、そんなジャズの奥深さに改めて思いを馳せたりもするのだ。