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今回は、久々に海外での出来事を書かせていただきます。

演奏旅行で台湾を訪れたときのこと。

ジャズについて簡単に説明してほしいとの依頼があり、私で良ければと気楽に引き受けました。

お客さまたちは普段ジャズを聞かないような方がほとんどだということを踏まえてやってほしい、とのことで、何をどうして良いのやら全くわからずに悩みました。

ジャズに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいと思う反面、なーんだと思われたらイカンと。

私も昔はジャズは難しくてわからないからと敬遠していたので、なおさらその思いは強かったのです。

紹介時に使う曲は、台湾で誰でも知っている曲のひとつに
「Old MacDonald Had a Farm」
があると教えてもらいこれに決めました。

日本でも学校で習ったりする『ゆかな牧場』♪イヤイヤヨ~♪という歌詞がついている曲です。

持ち時間は10分程度でしたが、通訳してもらう時間も含まれているので正味7分くらいだったかな。

身近な曲でもジャズになること、プレイヤー各々自由にアドリブソロができることなどをお話しながら、普通に弾き(わざとらしいですが、これはバイエルのように弾きました)、その後スウィングしてコードも変えるとこうなりますとお見せしました。

すると意外にもお客様の反応がありました。「えー、そうなるの!」みたいな感じのことを言ってくれていたそうです。

その場の雰囲気の力も借りて、そのままバイエル弾きからジャズバージョンを続けて演奏し、勢いよく終わり!

大きな拍手もいただき、ホッと一安心。やっと緊張がほぐれました。

もうひとつラッキーだったのは、お客さまの中に日本語をお話になる方がいらしたことです。

はじめは、私の話した英語を台湾語でお客さまに伝えていただく予定だったのですが、なんとその方が通訳を買って出てくださり、事なきを得たのです^^

何につけても反応がとても温かく、本番中でも興味をそのまま表現してくださったり、話かけてくださったので、とてもやりがいがありました。
お客さまに助けていただいて何とか無事終わることができました。

その後はお決まりのようにパーっと飲みました!
台湾ビールはとてもあっさりしていて飲みやすかったです。

以上、台湾旅行記でした。    

onzemikobe1

神戸の栄町通2丁目で2,000枚以上のレコードの中から選んだJAZZの名盤を聴かせてくれる
JAZZ&CAFE 「M&M」でゼミナールが開かれます。
11月14日(日) 14:00~16:00です。
ゼミナールを主催するのは、ブルーノートやマイルスディビスに関してほか多くの著作を出版されている
ジャズジャーナリストの小川隆夫氏です。題して「ジャズ100年の歴史をたどる」。
ニューヨークへの留学以来の多くのミュージシャンとの交友や取材を通しての素顔やエピソードを交えて、
ジャズの歴史を語ってもらいます。
料金は、ワンドリンク付きで2,500円。予約が必要ですので、お店にコンタクトしてください。
http://www6.ocn.ne.jp/~kpsikeda/MandM/
電話は、078-393-0788です。
昨年も好評でした。
(ジャズ好きおじさん)


神戸JAZZ STREET2010

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河田健さんのアルトサックスの音色ってなんてきれいなんだろう。いつもそう思いながら聴いています。

河田健さんは、アロージャズオーケストラのリードアルト奏者としての活動だけではなく、12年以上も続いている「桂南光と河田健のほのぼのジャズ倶楽部」のライブ活動、そして多くの曲の作曲を通してジャズ界を引っ張ってくれています。

特に、関西中心のライブでは若手中心にコンボを編成し、彼らに大きなパワーを与えてくれています。本人は、「僕がパワーをもらっているんです」といいそうですが。

2008年8月に河田健さんは、2度目のレコーディングのために単身、ニューヨークに渡りました。きっと、河田健さん自身がパワーを得るためだと思います。自分がStep Upするには一流の場所で、一流の連中と演奏しないと、そんな挑戦です。

今回、紹介する河田健さんの3枚目のCD「Living The Life」は、ニューヨークのAvatar Studiosで、ソニー・ロリンズ・グループやウイントン・マルサリスなどと一緒に演っているメンバーをバックに河田健さんのオリジナル曲を中心にレコーディングされました。

ベースはBob Cranshaw、ドラムスはHerlin Riley、ピアノはDonald Smith、パーカッションはKimati Dinizuluです。

最初の曲は、アロージャズオーケストラの初代リーダー北野タダオさんの作曲によるスインギーな「Alteration」で、河田健さんのアルトは軽快に、そして力強く、思わず口ずさみたくなるメロディを奏でてくれます。そしてオリジナル曲の「Grace」へ。曲名通り優雅にスローバラードを、きれいな音色で。

アニタ・オデイの唄やビル・エバンスのピアノで知られたスタンダード曲の「Beautiful Love」ではスイングするベースを堪能できます。

そして再び河田さんオリジナル曲の「Waltz For My Dear」は三拍子のリズムに乗ってきれいな旋律のアルト、「Living The Life」はパーカッションが入ってエキゾチックなメロディで東洋風の雰囲気を醸し出す曲、そしてミュージカルの「Keep em Flying」からバラード曲の「You Don’t Know What Love Is」へと続きます。

恋を失って初めて恋というものがわかるのさ。切なく哀しいものなんだよ、と諭されているような感じです。

ここでソプラノサックスに持ち替えてオリジナル曲の「Coral Reef」です。沖縄のサンゴ礁の海をイメージした曲だそうです。ソプラノサックスにぴったりのエメラルドグリーンの海が目に浮かぶようなきれいな曲です。最後は、ミュージカル「I’d RatherBe Right」から「Have You Met Miss Jones」でスインギーなナンバーで終わります。

やっぱり河田健さんの音色は素晴らしいや、と再認識したアルバムですが、表紙は、神戸出身で神戸新聞連載の「神戸の残り香」でも知られたきり絵作家の成田一徹さんの作品です。

CDの値段は3,000円で、河田健さんはライブのときにはこのCDを持って行かれますので手に入れたい方は、河田さんのホームページ
http://saudade.jp/~kawataken/でチェックしてみてください。
(ジャズ好きおじさん)

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 明石市内で活躍するジャズバンドとプロ奏者が共演する「TACOTACO JAZZ FESTIVAL 2010」が10月3日、明石公園西芝生広場と魚の棚商店街(明石市本町1)で開かれた。明石公園では組み立て式能舞台をステージに、ムードたっぷりの演奏が雨をいとわず訪れた市民らを酔わせた。

 音楽を生かしたまちの活性化を目的に、地元のアマチュア奏者らでつくる実行委員会が主催。明石公園の能舞台は1日の「明石薪能」などのために設営され、ジャズのステージに仕立てたのは初の試み。

 明石公園では高校生バンドも含む市内7バンドのほか、「T‐SQUARE」元メンバーのサクソホン奏者宮崎隆睦さんや、なにわジャズ大賞を受賞したトランペット奏者薮内良治さんも演奏した。

 薮内さんは「明石は伝統的に吹奏楽の盛んな地域で、演奏家の層も厚い。明石の吹奏楽は歴史的な資産であることを、演奏を通して多くの皆さんに知ってほしい」と話していた。
(森本尚樹)

2010/10/04 神戸新聞