07年の準神戸ジャズヴォーカルクイーン、市川ちあきさんのセカンドアルバム「Sunny Swing」がこのほどディスクユニオンから発売されました。神戸でのレコーディング。スタンダードナンバーが中心でタイトル通り、日の当たる場所でスイングしているような「ハッピージャズ」を聞かせてくれます。元気が出るよ!

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2500円 ヤマハ神戸店などで発売中
オフィシャルサイトからも購入できます。

市川ちあき(Vocals)
石川武司(Piano & Arrangement)
荒玉哲郎(Bass)
高野正明(Drums)

I’VE GOT JUST ABOUT EVERYTHING
OUR LOVE IS HERE TO STAY
FEVER
YOU MUST BELIEVE IN SPRING
MY FOOLISH HEART
OLD DEVIL MOON
AS TIME GOES BY
DEVIL MAY CARE
ALFIE
BRIDGES
ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET

☆☆☆2011年2月19日に神戸JUST IN TIMEで記念ライブ決定!☆☆☆

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 今年も残すところ後わずかですね~。

 今年は、夏が暑すぎ長すぎで、つい最近も冬だというのにコートも着ずに外出できる程暖かかったりしたせいか、アッという間に一年が終わってしまいそう。と、言うか年々、一年が過ぎるのが早く感じるのは年のせいなのでしょうか?

 さて、12月のクリスマスシーズンは私達ミュージシャンにとっての一年で一番忙しい時期です。ライブハウスだけでなくホテルのパーティーやレストラン、イベントなどいたるところでクリスマスソングを演奏しています。

 そんなクリスマスシーズンの思い出で、もう何年も前のことですが今でも鮮明に覚えていることがあります。

 私がよくお世話になっているあるお店でのこと・・・普段通りにお店に着いたら、店中に小さなクリスマスツリーが沢山飾ってあり電飾がピカピカ光り、それは可愛らしい光景でした。「マスター、今年は偉い気合い入ってるやん!クリスマス終わったら一個頂戴!」なんて冗談言いながらライブが始まりました。

 何曲目だったか、曲は忘れもしない{On Green Dolphin Street}でした。私とベースのMさんとでご機嫌にイントロを始めた直後、ブチッ!!!と電気が一瞬にして消えてしまい店内が真っ暗闇に・・・停電?・・・いえいえ!ブレーカーが落ちたのです(-。-;)「そういや~、ちっちゃいツリーがいっぱい光ってたわっっっ。。。」

 そう思いながらも演奏をストップするのもまずいかな~、でもボーカルのKさんはマイクが切れてるから入れないからイントロをずっと繰り返すしかないし。そうしているうちにKさんが生声でスキャットのような、ハミングのような感じでイントロに乗っかって歌い出して、皆一丸となってこの危機に立ち向かってるやん!なんて思いつつも、一生イントロ続くのかなと不安に思いだした頃、やっと電気がついたのです。

 冷や汗かきましたが、後で皆で大爆笑しました。幸いな事にファーストステージで、お客様がそんなに多くなかったのでパニックにならずに済んだことと、真っ暗闇の時に新たなお客様が来なかったのが救われました。もしその最中に入ってきた人がいたらお化け屋敷かどっきりテレビかと思ったでしょうね。

 今年も一年演奏する中で、沢山の出会いと心が震える程興奮した瞬間、ライブハウス一体が演奏する側も聴く側も同時に盛り上がったり、笑いあえたりできました。

 来年もさらに頑張って毎回の演奏を楽しみたいです!
もっと上手くなりたい!沢山の人に聴いてもらいたい!私って欲深いわ~。。。

                   長井美恵子

神戸の港に停泊中の船は一斉に汽笛を鳴らす。
ちょっと旅情を誘う気分で新しい年を迎える神戸。

市内のジャズライブハウスでは、カウントダウンライブが繰り広げられます。

「ソネ」
「長谷川元伸カルテットと4名の歌姫」
長谷川元伸(As)、高岡正人(Pf)、井手厚(Bs)、御薬袋一男(Ds)
新井雅代(Vo)、大越理加(Vo)、北荘桂子(Vo)、辛島すみ子(Vo)
チャージ 1,800円

「エリース」

大原リサ(Pf)、勝浦敏夫(Bs)、勝浦優(Ds)、エリー(Vo)
ビンゴ大会で遊んで、5,000円飲み放題

「サテンドール神戸」

土岐英史(As)、北浪良佳(Vo)、生田幸子(Pf)、坂崎拓也(Bs)、江藤良人(Ds)
チャージ 1ステージのみ1,500円、2ステージ以上2,500円

「グレートブルー」

マイケル松本(Vo)、Kiko(Vo)、MIMI(Vo)、Toshi(Vo)、いつか(Vo)
安藤義則(Pf)、山下憲治(Key)、福栄宏之(Bs)、高岡憲治(Ds)

年越し蕎麦がついてます。 チャージ 3,150 

「M&M」

 

大学生のジャズバンド、ミュージックチャージはありません。

ジャズを聴いて、新年を迎えてみませんか。

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 山下洋輔、近藤等則、渋谷毅、向井滋春、坂田明、本田俊之…と言えば、言わずと知れた長年にわたって日本のジャズ界をリードしてきた面々である。彼らに深く愛され、何度も共演しながら唯一無二の素晴らしい音楽活動を展開して来たのが浅川マキだ。昨年2010年1月17日、ライヴ巡業中に宿泊先のホテルで他界した。

 毎年暮れに、彼女がライヴを行なっていた新宿のライヴハウス・ピット・インでは、昨年末、そんな彼らに加え、後藤次利、セシル・モンロー、萩原信義、池田洋一郎、カルメンマキ、南正人といったジャンルを超えたメンバーが集まって彼女を偲ぶコンサートが行なわれた。

 そもそもは日本にも新しい音楽の波が起こり、僕がたくさんの素晴らしく、なおかつ個性的なフォークやロックやジャズのミュージシャンたちに出会うことができた60年代末から70年代初めのこと、そんなミュージシャンの中に浅川マキがいたのだった。

 当時僕が夢中になったほかのフォークやロックのアーティストたちとはまるで違う音楽。「夜が明けたら」というシングル盤は今にしてみると高校1年男子の琴線に触れるようなものとはとても思えないのだが、当時音楽と同じように心を捕らえられた寺山修司の演劇の世界とも地続きになっていて、そのなんともいえない独特の風情によく訳がわからないままに心を鷲掴みにされたのだった。

 やがてリリースされた『浅川マキの世界』というLPに収められていたほかの曲、「ちっちゃな時から」「赤い橋」「かもめ」などの歌は、それまでのようにフォークソングのコンサートでみんなで明るく元気にシングアウトする気分ではなくなっていた僕たちの愛唱歌になった。もちろん、コンサートでみんな一緒に朗々とそれを歌いあげたのではなく、友人の下宿や、狭いロック喫茶、ジャズ喫茶で安酒を飲りながら、レコードに合わせて歌ったのだ。そう、浅川マキのレコードは自分で買わなくても友達や先輩の部屋に行くと、1枚や2枚は必ずあったし、本格的なジャズ喫茶、ロック喫茶ではないみんなが溜まり場にしていたような店にもあって、よくかかっていた。中には、ほとんど歌謡曲、演歌のように聞こえる曲もあったが、僕たちはそこから、彼女や街の先輩たちが敬愛するという美空ひばりのテレビで見る姿とは違う魅力を知ったし、ジャズの歌のありようについても学んだ。そして音楽のジャンルは言うに及ばず、芝居や映画、詩や小説、哲学書にまで及ぶ僕らを強い磁力によって引きつける表現のあれやこれやにのめり込んでいくことになる。浅川マキの歌はまさにそんな時代のBGMでもあったのだ。フォークソングが軟弱だと言う奴も、ロックは五月蠅いだけという奴も、歌謡曲は古臭いものと思っていた僕もみんな浅川マキの歌にはのめり込んだ。

 新開地にあった神戸東映という映画館で彼女のオールナイトコンサートが行なわれたこともあった。ジャンルや世代を越えて、あの時代の気分を写した奇跡のような音楽。神戸東映で聴いた彼女の歌と、それに聴き入っていた聴衆のことを思い起こす時、僕は浅川マキの歌をそんなふうに思わずにはいられない。

 大メジャーになる前のロッド・スチュアートのレパートリーを日本語に訳して歌ったり、萩原信義という当時まだ大学生だった凄いギタリストと一緒に憂歌団が登場してくる数年前に日本語のアコースティックブルースをやったり、彼女のやることはいつも彼女にしか成し得ないことで、それが僕らの心を不思議に捕らえた。先述の錚々たるジャズマン達をバックに従えて『マイ・マン』のようなジャズ色の濃いレコードを出した時も、彼女がジャズを歌ったというよりも、ジャズの世界をぐいと自分に引きよせたような印象を持ったものだ。

 彼女の生の歌を聴いた最後は2001年12月、大阪は南のサンホールでだった。3日間にわたって行なわれたうちの一日に足を運んだ。浅川マキと仲良しだという旧知の音楽プロデューサーの企画によるもの。彼はかつて山下洋輔トリオのマネージャーも務めた。開演前から既に暗いホールがいやが上にも雰囲気を盛り上げる。一人でさりげなくステージに登場した浅川マキはまず無伴奏で「少年」を歌った。そして、渋谷毅、セシル・モンローらが登場してきて繰り広げられたマキワールド。時節柄「前科者のクリスマス」なども含めた新旧取り混ぜた演奏だったが、過去を振り返ったりすることとかからは程遠い過激に美しい現在の音楽だった。異端と思っていたけど、実は日本の音楽の基本中の基本、日本のビートルズは浅川マキだったんじゃないか。そう思える歌だった。だからこそ、高校一年男子の心をも捕らえたし、音楽マニアでもない人達の部屋や、店に必ず彼女のレコードがあったのだ。そんなことをあれこれ考えていた僕を残したまま、その日浅川マキはうしろを振り返ることなく美しくステージから去って行った。あれから9年、このコンサートを企画した音楽プロデューサー、阿部登も昨年暮れ亡くなった。

 CDの音に懐疑的だった彼女、長らくその名盤の数々が入手困難、廃盤のままだったがオフィシャル・ベストアルバム『Long Good-Bye』がリリースされ、続いて初期の名盤の数々も紙ジャケでリィシューされる。日本のジャズ界はこんな豊潤な歌を歌うシンガーの存在も内包していた。かつて彼女の歌に胸熱くした人も、彼女のことをまったく知らない人もぜひこれらのアルバムで浅川マキの歌に耳を傾けてほしい。そして、彼女の歌を歌い継いで行くジャズシンガーがいてほしいと切に願うものである。

※僕もその魅力的な歌に触れたことがある正木麻衣子さんは浅川マキの曲をレパートリーにして歌っていらっしゃるそうだ。機会があればぜひ聴いてみたいものだ。

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先日、麻衣子ちゃんのCD発売記念ライブに行ってきました。
懐かしのあの名曲がこんなアレンジで聞けるなんて!と感動しきりでした。

麻衣子さんのひょうきんな人柄(ご本人には失礼かもしれませんが!)や共演ミュージシャンを敬う気持ち、スタッフの皆さんへの感謝の気持ちなどが伝わりとても温かいステージでした。

音楽が素晴らしいのは勿論のこと、ステージ上での皆さんの様子やお喋りなどもとっても楽しかったです。

しかも贅沢なことに、たまたま居合わせた知り合いの方のご好意で、なんと真ん前でかぶりつきで見ることができたのです。皆さんどんな服を着ていらっしゃるのだろうとか、演奏しないときの仕草だとか、それも含めて堪能しました。

そんなことを思い返していると、以前演奏後にお客さまから、『赤い靴が良かったよ!』と言われたことを思い出しました。演奏以外で服装などについても言っていただけると、けっこう嬉しかったりします。それもそのはず、その日履いていた赤い靴は特別なとき用のお気に入りだったからです。

お仕事の時には何かひとつでも普段は使わないものを用いて気持ちを高めたりしています。
そんなことよりも音楽に集中せいって感じですけどね^^
ま、これも楽しみの一つなんです、と言訳しつつ。。。。。。

梅田望実

日本で一番最初にプロのミュージシャンがジャズを演奏したところ。
皆さんご存じのことですが、神戸の街そのものがそのDNAを受け継いでいるのかな。
というのは、神戸のいたるところでジャズのライブを聴くことができるからです。

先日は、ある人に誘われて失礼ながら意外なところでジャズライブを堪能しました。
市営地下鉄三宮から伊川谷まで20分余り。
そこから57系統のバスで伊川谷連絡所まで15分くらいでしょうか。
コープの前の伊川センタービル1階にある和食屋さん「いり江」です。

住宅街にある買物ゾーンにある和食屋さんで、ビールに前菜7種と炊合せ、お造りで、ミュージックフィー
込2,500円のセット料金。
舌づつみを打ちながら、シンディさんのヴォーカルに三浦敦子さんのピアノ、入江眞弘さんのベースで
スタンダードジャズ中心に演っていました。
ライブを聴きにやってくる人、食事に来てそのままライブに耳を傾ける人、寿司をつまんで一杯やっている人
様々でした。
通常のメニューにミュージックフィー1,000円でもオーケーです。

12月のライブスケジュールは次の通りです。
12月11日(土曜日) 19:00~、20:15~
キャサリン(Vo) 、柴田達司(G) 、入江眞弘(B)
12月19日(日曜日) 19:00~、20:15~
まどか(Vo) 、ノア(P) 、入江眞弘(B)
12月24日(金曜日) 20:00~、21:00~
ダイアンリーン(Vo) 、佐久間勝浩(G) 、松井Jimmy道郎(Ds) 、入江眞弘(B)
12月25日(土曜日) 19:00~、20:15~
シンディ(Vo) 、三浦敦子(P) 、入江眞弘(B)

メンバーを見てお分かりでしょうが、ベースの入江さんはこの店のオーナーシェフ。呼んでくるメンバーは
関西のライブスポットで活躍されている方です。
入江さんは「ベースはおまけです」と謙遜されていますが、学生バンドで鳴らした方。
ジャズが好きなんですね。

なお、予約する場合は、078-975-7181までお電話してください。
http://www14.ocn.ne.jp/~insyoku/tenpo/k-017irie/k-017irie.htm

(ジャズの街~神戸  安田英俊)