ジャズという音楽は、自由度が高いということですが、それなら楽しみ方も様々。
 神戸ならではのジャズの楽しみ方、ご紹介します。
 今年で、11回目となる船上でのジャズライブです。
 六甲山の夜景を楽しみながら、ジャズを楽しむ。ジャズが根付いている神戸らしい楽しみ方のような気がします。

 時は、9月2日の日曜日。午後5時半に乗船し、6時に出航。神戸港から東の須磨沖辺りまで行き、明石海峡大橋の点灯を遠くに眺めて、戻ってくる約2時間の船旅です。

 ジャズライブの会場は2ヶ所。
 1階会場は、川瀬健(Pf)、小出泰正(Bs)、中島幹雄(Ds)のトリオに浅香久志(Vo、Ts)と山口恵美(Vo)が加わったセッション、2階会場は、浅井良将(As)、大友孝彰(Pf)、権上康志(Bs)、斉藤洋平(Ds)の新進気鋭のカルテットに高橋リエ(Vo)が加わったセッションです。
 3階のデッキでは、のんびりと神戸の夜景を楽しむ、といった趣向です。
 三宮の「Bar Martini」のアレンジです。会費は5,000円。定員は、150名です。
 お問合わせは、078-322-1117(午後5時以降)へ。

 こんな趣向が楽しめるのも、神戸ならではですね。

 (ジャズの街~神戸 安田英俊)

「第11回 Sunset Jazz Cruising」

【日時】2012年9月2日(日)午後5時半乗船、6時出航
【出演】
<1階会場>川瀬健(Pf)、小出泰正(Bs)、中島幹雄(Ds)、浅香久志(Vo、Ts)、山口恵美(Vo)
<2階会場>浅井良将(As)、大友孝彰(Pf)、権上康志(Bs)、斉藤洋平(Ds)、高橋リエ(Vo) 
【料金】5,000円
【定員】150名
【お問合わせ】「Bar Martini」TEL 078-322-1117(午後5時以降)

 今回で28回目となる中学生、高校生のジャズフェスティバルです。
 「継続は力なり」を証明してくれるように、出場校は年々増えてきています。
 今年は、中学校17校、高等学校27校が出場。今年から1日増えて、3日間の開催となりました。
 関西一円を中心に、名古屋、茨城、広島、北陸からの参加です。

 24日(金)は、中学校の部で、
 ゲストはModern Times Big Bandに
 クラリネットの滝川雅弘さんが加わり

 25日(土)は、高等学校の部で、
 ゲストはThe Global Jazz Orchestraに
 トランペットのエリック宮城さんが加わり、

 26日(日)は、同じく高等学校の部で、
 ゲストはThe Global Jazz Orchestraに
 トロンボーンの中路英明さんが加わって演奏を聴かせてくれます。

 http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/1785/sjf2012.html

 場所は、JR神戸駅の北、「神戸文化ホール」です。
 時間は、いずれも11時開場で11時半開演。
 3日間共通券は1,500円、1日券1,000円で、
 中高生は3日間共通券500円です。

 主催は、日本学校ジャズ教育協会関西本部と神戸市市民文化振興財団です。
 主催者の努力で、参加校が増えただけではなく、演奏の質も年々上がっています。

 このような歴史を刻んだフェスティバルが行われるのも、「神戸はジャズの街だ」といわれるゆえんです。
 一度、お聴きに来てください。

(ジャズの街~神戸 安田英俊)

「第28回 ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」(8月24日~26日)

「第28回 ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」(8月24日~26日)

「第28回 ジャパンスチューデントジャズフェスティバル」 

【日時】2012年8月24日~26日 11時開場11時半開演
【場所】神戸文化ホール 大ホール
【料金】3日間共通券1,500円、1日券1,000円、中高生3日間共通券500円
【主催】日本学校ジャズ教育協会関西本部、神戸市市民文化振興財団

撮影:甚田高穂

撮影:甚田高穂

 最近、バタバタしていて、ライブに行くこともままならぬ毎日を送っていた。
 不思議なもので、ライブの興奮から離れると、体がそれを忘れるのか、「ま、CDでいいか」と、なる。とくにこう暑いと、外出が億劫になり、最近は、電力節減のため、一つの部屋に冷房をかけ、なるべく冷気が逃げないように、閉じこもって暮らしている。この引きこもり部屋でCDをかけていれば十分に幸福だとなる。

 けれども、先日、家の近くのライブハウスに出かけた。
 とりわけ暑い日だったけれど、アルトサックスの河田健さんとピアノの大友孝彰さんのDUOがあると聞いたからだ。河田さんはアロージャズで活躍中のベテランサックス奏者で、大友さんは若干25歳の若手ピアニストだ。親子ほどに年齢の違う二人が、がっぷりよつに組む、これは魅力的な演奏になりそうだ。

 そして、思った。
 やっぱりライブはいいなと。
 リハーサルのとき、お二人は細かく打ち合わせをしながらも、最後はこのことばで締めくくっていた。「ま、状況しだいで・・」
 そうなのだ、ライブは状況次第、どういう風にでも変わる。

 私が演奏された曲をノートにせっせとかきつけていると、
 河田さんが「後でメモあげますよ」と、おっしゃった。
 そして、演奏後、ボールペンで書き付けた曲目メモをくださった。
 お寿司屋さんの「本日のおすすめのお品書き」のように、その日によって、演奏する曲が変わるから、印刷しておくわけにはいかない。
 メモでさえ、変更がある。
 演奏直前に、急に変えた曲もあれば、お客様のリクエストで演奏した曲もあったからだ。

 まさに状況によって、刻々と演奏が変わるのだ。
 次に何が起こるかわからない。
 前から感じていたけれど、ジャズは、とくにライブは生ものだと改めて思い知った。

 ところで、生ものは新鮮さが命。
 暑い暑い夜だけに、ジャズマンはとりわけアンテナを鋭くし、いま、このときを彩る曲目を私たちに提供してくれたのだろう。グズグズしていると、腐ってしまうものね。

撮影:甚田高穂

撮影:甚田高穂