元町から諏訪山公園方面への坂を上がると、「山荷葉」という懐石料理のお店があります。
2011年にミシュラン2つ星を獲得された名店です。

私が神戸のライブハウスで歌っていた時に出会ったお客様から、
「普段、BGMのないお店で、JAZZをしていただけませんか」とご依頼を頂きました。
新しい事、挑戦が大好きな私としては、二つ返事で承りました。
お客様の行きつけのお店だった山荷葉にPAを持ち込み、春と秋に演奏をさせて頂く事になりました。

20名様の席に、お客様のお食事のペースにあわせて、旬の食材のお料理を一皿ずつお出しする懐石料理。一時間半かけて、ゆっくり味わいます。

季節の花が生けられ、茶道の師の書の掛け軸
清潔感あふれる店内は、和風だしの深い薫りが立ちこめ、五感を刺激される空間です。

食事の前後に45分2ステージ、ギターの大野こうじさんと
季節にあった選曲で、ほとんどリハーサル無しで即興演奏です。
できるだけ、生の声、音に近い環境で、
繊細な表現を、真近に感じて頂きたく、いい緊張感で臨んでいます。

生演奏のJAZZがある事で、料理がより一層美味しく感じられ、
料理が有る事で、JAZZがより豊なものになる、
私も大野さんも、お客様と一緒にお食事を頂くので、確実に身も心も満たされています。
そんな、他にあまり無い企画をお送りしています。

神戸でJAZZを歌っていたからこそ、頂いたご縁です。
お店の方々も、お客様が楽しんでおられる表情を見て喜んでおられ、
即興音楽そのものも楽しんで下さっているご様子で、嬉しい時間です。

穏やかで、幸せな気持ちになる、時空間が生まれ続けています。
神戸の旬の食材とJAZZを楽しみに、足を運んで下さる方が
増えますように♪

jazz1127

宇根崎緑

今や、東京での活動が多いピアニスト 生田さち子さんのCD「春の風」を紹介します。

jazz1116

7年くらい前に生田さち子さんのピアノを聴きました。なんて力強く、歯切れのいいピアノを弾くんだろう、というのが最初の印象なんですが、それに抒情性が加わり表現力豊かなピアニストだというのが、今の印象です。
時として優しく、時としてダイナミックに、もちろんスイングして。そんな、今の生田さち子が存分に楽しめるアルバムが「春の風」です。

1曲目が、自身の作曲による「春の風」。いつもながら、生田さち子さんの展開力って凄いなって思います。春の優しい風が吹いて、そしてだんだん強く、春の嵐がやってきて暖かい気持ちで春を満喫する。そんな曲かな。
生田さち子さんの展開力を存分に感じさせてくれるのが、5曲目の「きらきら星」。ああ、昔よく聴いたな、と思っているとどんどん発展していって、というか引き込まれていって、最後に、ああそうなんだ。この曲は「きらきら星」だったんだ、となります。

曲の盛り上げに大貢献なのが、新進気鋭のドラマー 石若駿さん。しっかりと曲を支えてくれるのがベテランベーシストの金澤英明さん。二人のサポートで、生田幸子さんが自由奔放に弾きまくります。
そういえば、今や世界に名だたるトランペッターの日野皓正さんが関西に来る時のピアニストは生田幸子さん、金澤英明さんはかつての日野皓正バンドのレギュラーメンバー、石若駿さんは時折日野皓正メンバーサに加わっていたんですね。気心知れた仲間たち。このアルバムでも2曲、日野皓正が突如登場。セロニアス・モンクの「Well You Needn’t」ではトランペットが、と武満徹の「雪」では珍しくコルネットが聴けます。アジテーターのようにトリオを鼓舞しています。
このアルバムには他に、映画の「Last Tango In Paris」や、マット・デニスの「Everything Happens To Me」、ガーシュウインのミュージカル「ポギーとベス」からの「Summertime」と「I Loves You, Porgy」が入っています。

 CDは、タワーレコードやHMVで手に入りますが、一番いいのは、生田さち子さんのホームページでライブスケジュールを確認。ライブに足を運んだら、手に入ります。3,000円を握りしめてライブ会場に足を運びませんか。
http://blogs.yahoo.co.jp/sachiko3ikuta

 自身のコンボの他にヴォーカリストとの共演、ボサノヴァクインテットや女性ユニットそして中国楽器とのコラボレーションなど八面六臂の活躍をしている生田さち子さん。このアルバムを機にますます大きくなると思います。

(ジャズの街~神戸 安田英俊)

「神戸ジャズウォーク」はご存知でしょうか。
神戸の三宮一帯にあるジャズのライブを聴かせてくれるお店が、
昼下がり一斉にライブを行います。

11月24日(土)の
13:00~13:40、
14:30~15:10、
16:00~16:40
以上の3ステージです。

それぞれ入れ替え制ですので、一つのお店に留まるのもいいんですが、
3つのお店を廻って、色んな味を味わってみませんか。

ディキシーランドジャズあり、ポップス系のジャズあり、
ハードなジャズあり、です。

各ステージ 1,000円です。
ドリンクを頼まれる場合は、別途、500円が必要です。

各お店の出演者については以下をご参考に。
http://club.kobe-np.co.jp/jazz/blog/wp-content/uploads/2012/11/jazz1124.pdf

気軽に三宮でジャズを楽しんでみませんか。

前回のKOBEジャズウォーク

前回のKOBEジャズウォーク

盲導犬の育成のため、ジャズの演奏や
チャリティーグッズの販売などが行われる
「盲導犬育成チャリティー・ビッグバンド・ジャズ」が
今年も行われることになりました。

5回目を迎える今回は、
来る12月1日、
神戸・下山手通の中華會舘にて開催されます。

甲南OBと関西若手ミュージシャンによる
ビッグ・バンドを率いるのは
神戸が生んだ若手ジャズピアニスト、李祥太です。

李祥太は今年28歳の商社マン。
甲南中学入学から大学卒業までの10年間を
ジャズ研究会で過ごしました。

その間の経歴はこちら。
 中学2年…『JAZZ LIFE1999/March号』ベスト・プレーヤ受賞
 甲南高校在学中…「ステューデントジャズ」特別賞でバークリーへ留学
 大学EBAコース在学中…バーファロー校の1年間留学
 大学卒業時…優秀文武両立者として学部長表彰

東京でサラリーマンとなった現在は、
谷口知己率いる京都コンポーザーズの東京版、
「マジェスティック・ジャズ・オーケストラ」の
コンマスを務め、
甲南ジャズ研OBバンド
「アニマルキングダム・ジャズ・オーケストラ」も結成。
商社マンとして活躍する傍ら、
精力的な音楽活動も行っています。

そんな李と17人+1Voのビッグバンド。
東京で活動する李の演奏を
地元神戸で味わってみませんか。





「り―17~The Port Authority Jazz Orchestra~at神戸中華會舘」

【日時】
2012年12月1日(土)開場時間15:30
ステージ:1…16:00~
ステージ:2…17:15~
入替えなし

【入場料】
前売り・シニア¥1,500 当日¥1,800

【会場】
中華會舘ビル7F東亜ホール
(神戸市中央区下山手通2丁目2-13-9)

【出演メンバー】
浅井良将 柏谷淳 當村邦明 古山晶子 益山あい(Sx)
青木陸 岩本敦 長山動丸 小田原圭祐(Tp)
吉岡明美 佐竹寛美 白石栄利 磯野哲至(Tb)
岩本祐司(Gt)   宮上啓仁(Bs)  伊波大輔(Dr)
李 祥太(Pf,Arr)
ゲストVo.南亜希
Mc:シェリー高木

●前売り券、ご予約は…
100BAN STUDIO 078-331-1728(17時まで)
中華會舘 078-392-2711(月曜定休)

※入場料の一部は、社会福祉法人兵庫盲導犬協会に寄付されます。

jazz1107

1.名前  宗竹正浩

2.演奏楽器  ベース

3.出身    大阪

4.演奏歴  19歳のころより…..

5.自己紹介
ベースらしい音色、音づかいで、出来るだけシンプルに….をモットーに….演奏したいです。

ジャズを中心に演奏しています。音楽はジャンルにこだわらず、サウンドしているものは何でも好きです。

好きな音楽ブリテン、フランソワラバト、バドパウエル、ビリーストレイホーン、デュークエリントン、ルーファスリード、ライクーダー、マリアマルダー、イヴァンリンス、ショスターコビッチ、プロコフィエフ、トミーフラナガン、エドガーメイヤー、タッドダメロン、チャーリーヘイデン…………ほか、たくさん。

色つき、モノクロでも、絵があって、それからちょっと意外性があるような音楽が好きです。そういう演奏をしたいです。

6.主な演奏場所
大阪、神戸のジャズクラブ、ライブハウス等にて演奏しています。

7.参加CD
寺井尚之TRIO FLANAGANIA
寺井尚之TRIO DALARNA
寺井尚之TRIO FRAGRANT TIMES
寺井尚之TRIO YOURS TRULY
河原志信TRIO THE TRIO WORKS
ザ・ファイターズ MIDNIGHT FIGHT

8.ブログ   http://bassmanblog.blogspot.jp/

 私事ですが、約5年続いているラテンジャズバンドで、年頭に「今年はCDを作ろう」と決めたのに、10月も下旬の今、まだ完成していません。

 いえいえ、もう完成目前なのですが、それだけCDを 作るのが大変なんだと思い知りました。

私達のバンドはギター フルート ピアノの異色な楽器編成にこだわったトリオで、5年続けるうちにオリジナル曲と既成の曲でもオリジナルアレンジで演奏する方向になってきました。CD にも私のオリジナルを4曲いれたのですが、今回は曲を作ることについて少々書いてみます。

 ミュージシャンの中には多彩な方が多く、全曲オリジナルのCDを 作ったりしている人が私の周りにも数人います。私の場合は、全く才能が無いというか、バンドを組むまでは作ろうという気もおこらなかったのです。

でも、この変わった編成のバンドに合う曲を探し、こんなイメージ、あんな感じと妄想にふけりながらアレンジをしていたある日のこと…

近所のコープで夕食の買い物をしていたら、BGMでギターが軽やかにリズムをきざんでいるのが耳に入りました。その時、夕食のメニューより良いフレーズが浮かんできて!!

何も買わずに家に直帰!数時間で出来上がった曲が私のオリジナル1作目です。この曲はノリがよく、初めて聴いていただく方にも好評をえています。

 これに調子づいて次作をと、チャレンジしかけたのですが、どうもカッコつけすぎるのか上手くまとまりません。いい感じのフレーズやリズムパターンができても、つなぎがチグハグで綺麗に流れないというか・・・。

 リハで何回かマイナーチェンジしてやってみても完成にいたらず1年過ぎた頃、ある本で「一つのアイデアに固執せず、たまには勇気をもってバッサリ捨ててみよう」という言葉を見て、捨てる気分になりかけたある雪の日…

我が家は雪の時、家の前が必ず凍結して一歩も外出できません。今日はピアノの部屋にこもって曲作ろうと決心したら、つなぎの部分に今までにない良いアイデアが浮かんで完成したんです。

 なので、この曲は「ディア デ ネイベ」。スペイン語で「雪の日」とネーミングしました。

 数時間でできる曲もあれば、1年かかった曲もある。

 CDのラストには、曲の最後の部分で全員が合唱するサンバの曲を入れようと決めていましたが、その曲にいたっては3ヶ月前から準備してたのに、録音の前日まで修正するありさまでした。

 あああ~~~、曲を作るって本当に大変!

jazz1105

長井美恵子