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2009年4月22日掲載

親鸞像に花降り注ぐはなびら 出石・善立寺「数珠掛け桜」

親鸞聖人の銅像を包み込み、降り注ぐように咲き誇る数珠掛け桜=豊岡市出石町鳥居

親鸞聖人の銅像を包み込み、降り注ぐように咲き誇る数珠掛け桜=豊岡市出石町鳥居

 豊岡市出石町鳥居の白鶴山善立寺で、無数の花弁が数珠のように連なって咲く「数珠掛け桜」が見ごろを迎えた。花の向こうには、名前の由来となった親鸞(しんらん)の銅像が静かにたたずみ、独特の風情を醸し出している。

 遅咲きの八重桜で、直径四センチほどの淡いピンク色の花は、多いものでは百枚もの花弁が集まって細長い枝に垂れ下がるように咲く。新緑の葉とともに満開となるのが特徴で、花は数日で枝ごと枯れ落ちる。

 浄土真宗の開祖である親鸞が桜の木に数珠を掛けたところ、翌年から花弁が連なって咲くようになった-という言い伝えからその名が付いた。同寺では二十年前に親鸞の銅像を建てる際、隣に植えた苗木が、今では高さ約四メートルまで成長した。

 「静かな気持ちで、ゆったりと見上げてみてほしい」と宮本公朗住職(71)。今年は開花が早く、見ごろは今週いっぱいといい、二十三、二十四日の午後八時-十時半にはライトアップを行う。(大山伸一郎)

※この記事は過去に神戸新聞に掲載されたものです。
内容については変更になっている場合がありますので、おでかけの際はあらかじめご確認ください。

親鸞像に花降り注ぐはなびら 出石・善立寺「数珠掛け桜」(2009-04-22)