2008年11月24日掲載
女装の男児が「百石踊り」 三田で伝統の雨ごい神事
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伝統の踊りを披露する子どもたち=上本庄、駒宇佐八幡神社 |
男児が女装して踊る雨ごいの神事「百石踊り」が二十三日、三田市上本庄の駒宇佐八幡神社で奉納された。五百年以上前から続くとされ、県の無形文化財に指定されている。境内には伝統の踊りを見ようと、大勢のアマチュアカメラマンら見物客であふれた。(松本寿美子)
一五〇三年の大干ばつの際、諸国巡礼中に同神社に立ち寄った天台宗の僧侶元信が雨ごいを続けたところ、夢枕に男の子や女の子が大勢現れて踊った。元信が目を覚ますと大雨が降ったことから“夢告げの踊り”として再現され、奉納されてきたという。
大正時代に途絶えたが、一九六八(昭和四十三)年に氏子らが同神社百石踊り保存会をつくって復活させた。神社周辺を上谷と下谷地区に分け、毎年交代で奉納。今年は下谷地区が担い、八月下旬から週一回、練習を重ねてきた。
午後二時ごろ、もんぺ姿に長髪のかつらをつけ、顔に口紅やおしろいを塗った幼稚園児から小学生の男児十一人が境内に登場。円形になり、旅装の僧侶に扮(ふん)した大人たちと共に歌に合わせて太鼓をたたき、腰を振りながら踊った。
幻想的な踊りを見物客らはじっと見つめ、終わると大きな拍手がわき起こった。小学校六年の孫の踊りを見ていた地元の酒井穣さん(71)は「孫にとっては最後の踊りで寂しいのと、ここまで育った喜びとで何とも言えない気持ち」と目を細めた。
同保存会下谷地区会長の林勝三さん(65)は「少子化で踊れる子どもが少なくなっているが、今年は幼稚園の子にも加わってもらい、何とか無事に終えられました」と話していた。
一五〇三年の大干ばつの際、諸国巡礼中に同神社に立ち寄った天台宗の僧侶元信が雨ごいを続けたところ、夢枕に男の子や女の子が大勢現れて踊った。元信が目を覚ますと大雨が降ったことから“夢告げの踊り”として再現され、奉納されてきたという。
大正時代に途絶えたが、一九六八(昭和四十三)年に氏子らが同神社百石踊り保存会をつくって復活させた。神社周辺を上谷と下谷地区に分け、毎年交代で奉納。今年は下谷地区が担い、八月下旬から週一回、練習を重ねてきた。
午後二時ごろ、もんぺ姿に長髪のかつらをつけ、顔に口紅やおしろいを塗った幼稚園児から小学生の男児十一人が境内に登場。円形になり、旅装の僧侶に扮(ふん)した大人たちと共に歌に合わせて太鼓をたたき、腰を振りながら踊った。
幻想的な踊りを見物客らはじっと見つめ、終わると大きな拍手がわき起こった。小学校六年の孫の踊りを見ていた地元の酒井穣さん(71)は「孫にとっては最後の踊りで寂しいのと、ここまで育った喜びとで何とも言えない気持ち」と目を細めた。
同保存会下谷地区会長の林勝三さん(65)は「少子化で踊れる子どもが少なくなっているが、今年は幼稚園の子にも加わってもらい、何とか無事に終えられました」と話していた。
※この記事は過去に神戸新聞に掲載されたものです。
内容については変更になっている場合がありますので、おでかけの際はあらかじめご確認ください。
女装の男児が「百石踊り」 三田で伝統の雨ごい神事(2008-11-24)



