2008年12月3日掲載
大三萬年堂「煉羊羹」 たつの市
舌先でとろけ 流れる甘み
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白あずきとざらめ糖、寒天を大鍋に加え、手作業でじっくりと練り、薄紫色に炊き上げる。白あずきは色が薄いため、少しでも焦げ付くと黒ずみ、外観が損なわれるという。
創業年は不明だが、二百年以上の歴史を誇る、龍野一、二の老舗。江戸中期に龍野藩主脇坂家に納めた砂糖菓子「長生殿」の木型が、今も店先に残る。
市販禁止の菓子のため、店ではこの木型を「留型(とめがた)」と呼び、大切に守ってきた。江戸期に使われた菓子の木型は約六百個残っており、龍野歴史文化資料館で展示したこともある。
煉羊羹(ねりようかん)を一切れ口に運ぶ。舌先でとろけ、ほのかな甘みが流れ出す。オーソドックスなようかんの中に、甘さ加減を極めた伝統の奥深さが宿っている。(古根川淳也)
創業年は不明だが、二百年以上の歴史を誇る、龍野一、二の老舗。江戸中期に龍野藩主脇坂家に納めた砂糖菓子「長生殿」の木型が、今も店先に残る。
市販禁止の菓子のため、店ではこの木型を「留型(とめがた)」と呼び、大切に守ってきた。江戸期に使われた菓子の木型は約六百個残っており、龍野歴史文化資料館で展示したこともある。
煉羊羹(ねりようかん)を一切れ口に運ぶ。舌先でとろけ、ほのかな甘みが流れ出す。オーソドックスなようかんの中に、甘さ加減を極めた伝統の奥深さが宿っている。(古根川淳也)
※この記事は過去に神戸新聞に掲載されたものです。
内容については変更になっている場合がありますので、おでかけの際はあらかじめご確認ください。
大三萬年堂「煉羊羹」 たつの市(2008-12-03)













