2008年4月10日掲載
野生の味、多彩に調理 宍粟のシカ料理
千草カントリークラブ(宍粟市千種町鷹巣)
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シカの背肉をさばく坂本さん=いずれも千草カントリークラブ |
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ステーキ、薫製、メンチカツ…。多彩な味は食べ応え十分 |
シカ肉? 期待と不安を胸に、雪解け間もない宍粟市千種町の奥地へ車を走らせた。北上するほどに山は深まる。芽吹きだした草木を目にしながら、ゴルフ場のクラブハウスに着いた。
「都会では味わえませんよ」。料理長の坂本松男さん(60)が笑顔で出迎えてくれた。フランスなどでジビエ(野鳥獣)料理として親しまれているシカ肉だが、日本では、食材としての流通は少ない。新たな郷土の味にと、一年かけてシカの部位に合わせた調理法を工夫し、今シーズンからメニューに加えたという。
まずテーブルに出てきた一品は、ももの薫製。ひときれ口に運ぶと、かむほどにうまみが広がり、ビールがほしくなる。次は背肉のステーキ。柔らかく、意外とあっさりとしている。赤ワインソースとの相性がいい。シカ肉のイメージが一変した。
余った肉も無駄にせず、バラなどは特製のたれに一晩つけ込み、野菜と炒(いた)めて香ばしい陶板焼きに。メンチカツにすれば、濃厚な肉汁を堪能できる。
「さっとボイルして血抜きすると、臭みがなくなります」
一年中味わえるが、秋が一番味がのっているという。クラブハウスからグリーンを眺めながら食べるというのが、またいい。旬の味覚が豊富な森林王国に、楽しみがまた一つ増えた。
▼特産物化への取り組み進む
シカ肉は、高タンパクでありながらカロリーが低く、鉄分などミネラルが豊富で、健康食品として注目されている。兵庫県では、宍粟市のほか佐用町や丹波市などで特産物化への取り組みが進んでいる。(若林幹夫)
「都会では味わえませんよ」。料理長の坂本松男さん(60)が笑顔で出迎えてくれた。フランスなどでジビエ(野鳥獣)料理として親しまれているシカ肉だが、日本では、食材としての流通は少ない。新たな郷土の味にと、一年かけてシカの部位に合わせた調理法を工夫し、今シーズンからメニューに加えたという。
まずテーブルに出てきた一品は、ももの薫製。ひときれ口に運ぶと、かむほどにうまみが広がり、ビールがほしくなる。次は背肉のステーキ。柔らかく、意外とあっさりとしている。赤ワインソースとの相性がいい。シカ肉のイメージが一変した。
余った肉も無駄にせず、バラなどは特製のたれに一晩つけ込み、野菜と炒(いた)めて香ばしい陶板焼きに。メンチカツにすれば、濃厚な肉汁を堪能できる。
「さっとボイルして血抜きすると、臭みがなくなります」
一年中味わえるが、秋が一番味がのっているという。クラブハウスからグリーンを眺めながら食べるというのが、またいい。旬の味覚が豊富な森林王国に、楽しみがまた一つ増えた。
▼特産物化への取り組み進む
シカ肉は、高タンパクでありながらカロリーが低く、鉄分などミネラルが豊富で、健康食品として注目されている。兵庫県では、宍粟市のほか佐用町や丹波市などで特産物化への取り組みが進んでいる。(若林幹夫)

※この記事は過去に神戸新聞に掲載されたものです。
内容については変更になっている場合がありますので、おでかけの際はあらかじめご確認ください。
野生の味、多彩に調理 宍粟のシカ料理(2008-04-10)














