2004年7月22日掲載
「奥藤商事」赤穂・坂越
酒米は播磨産、味に自信 一滴一滴じっくり
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メロンのような香りがする「忠臣蔵」の大吟醸。「夏は冷やしてどうぞ」と奥藤さん=いずれも赤穂市坂越、奥藤商事 |
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事務所や酒蔵などは赤穂市の市街地景観重要建築物に指定されている |
清流千種川から坂越湾に風が吹き抜ける。赤穂市坂越。石畳の道に古い民家などが並ぶ。その一角にある奥藤商事は、赤穂で唯一の酒蔵だ。代表銘柄の「忠臣蔵」は、観光客の土産としても人気が高い。
同社を経営する奥藤家は、回船業などで栄えた地元の名家。一六〇一(慶長六)年、酒造りを始めた。赤穂藩主浅野家の御用酒屋だったが、時代は移ろう。
全国的に日本酒の消費が減っていた十三年前、十八代目当主・奥藤利文さん(46)が社長に就任。大手酒造メーカーに醸造した酒を売る「桶(おけ)売り」をしていたが、メーカーが生産量を減らし今は取引もない。現在は、一升瓶で年間約二万本を生産している。
「赤穂の酒を地元はもちろん、日本中の人に飲んでほしい」と生み出したのが「忠臣蔵」。美方郡温泉町の杜氏(とうじ)らと、播磨産の米「山田錦」と「兵庫夢錦」を原料に、井戸水で仕込んだ自信作。大吟醸、純米吟醸、山廃純米のいずれも味に深みがあり、一滴一滴をじっくりと楽しめる。
播磨の蔵元らでつくる「播州酒・食・文化懇話会」での意見交換や、東京の小売店などの厳しい評価を参考に“うまい酒”を追求する奥藤さん。地元料理との相性を尋ねると「アナゴの白焼きに冷やした忠臣蔵の大吟醸をどうぞ」。(斎藤雅志)
同社を経営する奥藤家は、回船業などで栄えた地元の名家。一六〇一(慶長六)年、酒造りを始めた。赤穂藩主浅野家の御用酒屋だったが、時代は移ろう。
全国的に日本酒の消費が減っていた十三年前、十八代目当主・奥藤利文さん(46)が社長に就任。大手酒造メーカーに醸造した酒を売る「桶(おけ)売り」をしていたが、メーカーが生産量を減らし今は取引もない。現在は、一升瓶で年間約二万本を生産している。
「赤穂の酒を地元はもちろん、日本中の人に飲んでほしい」と生み出したのが「忠臣蔵」。美方郡温泉町の杜氏(とうじ)らと、播磨産の米「山田錦」と「兵庫夢錦」を原料に、井戸水で仕込んだ自信作。大吟醸、純米吟醸、山廃純米のいずれも味に深みがあり、一滴一滴をじっくりと楽しめる。
播磨の蔵元らでつくる「播州酒・食・文化懇話会」での意見交換や、東京の小売店などの厳しい評価を参考に“うまい酒”を追求する奥藤さん。地元料理との相性を尋ねると「アナゴの白焼きに冷やした忠臣蔵の大吟醸をどうぞ」。(斎藤雅志)
JR坂越駅から坂越湾方面に徒歩で約15分。山陽自動車道赤穂インターから車で約15分。「忠臣蔵」の大吟醸(720ミリリットル)が3060円、四十七士にちなんだ精米割合47%の「忠臣蔵凛」(720ミリリットル)は2200円。生酒の直販もしている。赤穂市坂越1419の1。奥藤商事TEL0791・48・8005
※この記事は過去に神戸新聞に掲載されたものです。
内容については変更になっている場合がありますので、おでかけの際はあらかじめご確認ください。
[16] 「奥藤商事」赤穂・坂越(2004-07-22)














