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映画
大胆なビジュアル化にビックリ
「パコと魔法の絵本」

2004年に伊藤英明&長谷川京子主演で初演された「MIDSUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」の映画化。筆者、このハセキョー初演を観劇しているのだが、よくぞここまで大胆にビジュアル化したものだとビックリ。
役者たちの顔は特殊メークで誰が誰だか判断つかないほど。おまけに後半では、役者と3DのフルCGと合体させてアニメーションのようにし、まるで動く絵本のよう。「嫌われ松子の一生」中島哲也監督らしい映像マジックが楽しい。まっ、ちょっと色の洪水が過ぎて目に優しくはないが。
その分、中身は疲れた大人の心も癒やすハートウオーミングストーリー。病院を舞台に、わがままなクソジジイ・大貫が、事故の後遺症で記憶が1日しかもたない少女と出会い、彼女の無垢な心に触れて優しさを取り戻していくのだ。
大貫ならずとも、少女役アヤカの天使のような笑顔は思わずほおが緩んでしまう。彼女を見るだけで一見の価値有り。★★★★☆(中山治美・筆)
【データ】
監督:中島哲也
原作:後藤ひろひと
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡
9月13日(土)から全国公開
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