騙し絵フェンス
2008.01.08
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明石町(旧居留地) |
さて、本当の人間は何人でしょう? そんな騙し絵的な感じもあるデザイン。通行人の目を意識したフェンスはときどき目にしますが、これは通行人そのものを絵に取り込もうという趣向が感じられて面白いですね。しかも、背景のビルまでがなんだか借景のようですらあります。
それにしても工事現場のフェンスはずいぶん変わりました。こういうのを目にし始めたのは、いつからでしょう。都市の景観が問題視されはじめた頃で90年あたりでしょうか。その頃から“場所”というにスポットが当てられるようになって、それは逆に都市空間に味がなくなってきた反動なのかもしれません。
よく見るとフェンスには冬枯れの木が描かれてます。春になると模様替えがあるんでしょうか。そう思うと、邪魔者扱いされがちな工事もずいぶん楽しくなります。
(写真・文/大西昭彦)