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2008.01.01
神戸市中央区浪花町

浪花町

 冬枯れのベルリンといった面持ちですね。定規で線を引いたような建物の輪郭が、人けのないぶん、いつも以上に浮き立ちます。Less is more(より少ないことは、より豊かなこと)といった建築家(※)がいますが、最近の神戸はどうでしょうね。装飾を削ってゆくと、本質が現われて豊かな表現になるというのが、この言葉の言わんとすること。たしかに飾り立てることより、無機的で透明な感じの街になっていく感じもあります。でも、長い影がなにか物言いたげではありませんか。

 さて、ここ浪花町は普段からそう車が多い通りではありませんが、お正月は一層深閑としています。あすは大丸もオープン。居留地界隈はおそらく大渋滞です。


※20世紀のモダニズム建築を代表するドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe,1886-1969)。ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトとともにに近代建築の三大巨匠と呼ばれます。ガラスと鉄骨のオフィス建築で知られ、ドイツのバウハウス(Bauhaus)最後の校長もでもあります。

(写真・文/大西昭彦)

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